ステーキのメニューに並ぶ「サーロイン」「ヒレ」「シャトーブリアン」「赤身」。名前は知っていても、何がどう違うのかを説明できる方は多くありません。しかも価格は、同じ160gでも税込7,040円から25,630円まで開きます。
この記事では、当店(KOBE BEEF FACTORY 京都河原町ガーデン店)で実際にご提供している部位を、味の性格・価格・向いている方の3点で整理します。
牛一頭のどこを食べているのか
まず位置関係です。サーロインは背中の後ろ寄り、ヒレはその内側にある細長い筋肉。シャトーブリアンは、そのヒレの中央部だけを指します。赤身は、脂の少ない部位の総称として使われます。
ヒレは牛一頭からわずかしか取れず、シャトーブリアンはそのヒレのさらに一部です。希少性がそのまま価格に出ます。
部位別・味の性格と価格
サーロイン|王道の霜降り
脂の甘みと香りが最も出る部位です。「ステーキらしいステーキ」を求めるなら、まずここ。ただし脂が強いため、量を食べる方には重く感じられることもあります。
神戸牛サーロイン御膳:100g 税込11,880円/130g 税込15,510円/160g 税込19,140円
ヒレ|きめが細かく、やわらかい
運動しない部位なので繊維が細く、口当たりがやわらかいのが特徴です。脂は控えめで、後味が軽い。サーロインが重いと感じる方に向いています。
神戸牛ヒレステーキ御膳:80g 税込11,880円/120g 税込17,930円/160g 税込23,980円
シャトーブリアン|ヒレの中心だけ
ヒレの中でも最も肉質が均一な中央部です。やわらかさときめ細かさが際立ちます。当店で最も高価な一皿でもあります。
神戸牛シャトーブリアン御膳:80g 税込13,530円/120g 税込19,580円/160g 税込25,630円
赤身|肉の味そのもの
脂に頼らず、肉本来の旨みを味わう部位です。脂が苦手な方、しっかり食べたい方に。神戸牛の中では手が届きやすい価格帯でもあります。
神戸牛赤身ステーキ御膳:100g 税込7,040円/130g 税込8,360円/160g 税込9,680円
選び方の早見表
| こんな方に | おすすめの部位 | 目安(神戸牛) |
|---|---|---|
| 王道の霜降りを味わいたい | サーロイン | 税込11,880円〜 |
| やわらかさを重視したい | ヒレ | 税込11,880円〜 |
| 特別な日に、最上級を | シャトーブリアン | 税込13,530円〜 |
| 脂が重いのは苦手 | 赤身 | 税込7,040円〜 |
| 複数の部位を少しずつ | 極上御膳 | 税込21,340円 |
グラム数はどう決めるか
当店では80g・100g・120g・130g・160gをご用意しています。目安として、コース仕立てで前後にご飯や汁物が付く御膳スタイルであれば、女性や少食の方は80〜100g、しっかり召し上がる方は130〜160gが選ばれることが多いです。
シャトーブリアンやヒレのように脂が軽い部位は、同じグラム数でもサーロインより食べやすく感じられます。
ステーキ以外という選択
部位で迷うようでしたら、調理法から選ぶ手もあります。神戸牛の焼肉御膳は税込4,620円から、すき焼き御膳は税込11,880円から。焼肉重(税込4,290円〜)は、短時間で神戸牛を味わいたい観光の合間にも向いています。
まとめ
部位の違いは「脂の量」と「希少性」の2軸で整理できます。脂を味わうならサーロイン、やわらかさならヒレ、その頂点がシャトーブリアン、肉の味そのものなら赤身。価格が高い部位が、あなたにとっての正解とは限りません。
全46品の部位・グラム数・税込価格はお料理メニューに掲載しています。